岡田 尊司– Author –
香川県出身。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒業。2013年岡田クリニック開院。山形大学客員教授として、研究者や教員の社会的スキルの向上やメンタルヘルスにも取り組む。
著書に、『アスペルガー症候群』『ストレスと適応障害』『境界性パーソナリティ障害』(幻冬舎新書)『パーソナリティ障害』『働く人のための精神医学』(PHP研究所)『愛着障害』(光文社新書)『母という病』(ポプラ社)など多数。
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会社、対人関係の悩み
難しい対人関係、過酷な職場環境 対人関係で悩む人がとても多いと言えます。仕事が続かなくなる要因としても、仕事自体の問題よりも、むしろ対人関係の問題が大きいケースが多いのです。うつになる人や新型うつ病と呼ばれる適応障害のケースが急増していま... -
大人の発達障害
大人の「発達障害」と付き合う 発達障害というのは、元来、幼児や児童の発達の問題について使われた用語であった。近年、子どもの発達障害が非常に増えているだけでなく、実は大人にも発達障害を抱えた人が少なくないということが指摘されるようになった。... -
回避性の問題・ひきこもり
こちらの記事と一部同じ内容です。 https://kokoro-support-online.com/behavioral-problems/ ひきこもり ひきこもりの原因となる主な精神疾患 どの精神疾患も、ひきこもりを引き起こす原因となりうるが、比較的頻度の高いものとして次のようなものが挙げ... -
社交不安・対人緊張
身近で悩む人の多い問題 社交不安障害は身近な障害で、命にかかわるような問題でないため、軽く考えられてきたきらいがあったが、生活の困難や人生の可能性を狭めてしまいかねないという点では、決して軽視できない、重要な問題である。単なる恥ずかしが... -
不安とパニック症
こちらの記事をご覧ください。 https://kokoro-support-online.com/anxiety-palpitations-hyperventilation-panic/ -
強迫症
強迫性障害 「強迫性障害」は、自分でも無意味で不合理だとわかっている行動(強迫行為)や考え(強迫観念)を止めることができないことを特徴とする障害である。 よく見られる強迫行為としては、手を何度も洗う、鍵やガスの元栓を何度も確かめる、入浴... -
慢性の痛み・頭痛
こちらの記事をご覧ください。 https://kokoro-support-online.com/somatization/ -
睡眠の悩み
岡田尊司『人はなぜ眠れないか』より 第一章 もっとも多くの人が悩む病 不眠症 人は人生の三分の一を眠って過ごす。それほど、睡眠は人生の大きな部分を占めるが、この睡眠の問題で悩む人も多く、日本人の五人に一人が不眠に苦しみ、三分の一が、何ら... -
親子関係、家族、恋愛の悩み
親子関係についてはこちらをご覧ください。 https://kokoro-support-online.com/attachment-disorder-book/ 恋愛に迷う現代人 恋愛に悩みはつきものであるが、ことに最近は、出会い方も多様化し、選択肢やチャンスも広がっている分、恋愛の悩みや危険も増... -
気分の悩み、うつと気分障害
抑うつ性障害と双極性障害 うつ病や自殺の増加は、近年、社会問題になるほど著しい。また、子どもにもうつ病や双極性障害(躁うつ病)が存在することが明らかになり、子どもの自殺の原因としても見逃すことのできない問題となっている。 一般に、「うつ」... -
PTSD・解離
【PTSD(心的外傷後ストレス障害)】 PTSDとは、急性ストレス障害が、生命を脅かすようなショッキングな出来事が起きた直後から発症し、通常は数日以内に収まるのに対して、出来事の数日から数か月(通常は六か月以内)の潜伏期の後に発症するもので... -
依存症、摂食障害
こちらの記事をご覧ください。 https://kokoro-support-online.com/addiction-eating-disorders/ -
【性格の悩み】パーソナリティ障害について
パーソナリティ障害について 性格の問題で悩む人が非常に多くなっています。自分の性格だけでなく、パートナーや友人、上司や部下、顧客との関係で、相手の性格に悩まされるということも増えています。性格の偏りや不安定さが強まって、生きづらくなった状... -
【性格の悩み】パーソナリティ障害の種類
パーソナリティ障害は3つのグループと10のタイプに分けられる 孤立的で打ち解けないA群、魅力的だが、振り回されやすいB群、他人本位で不安が強いC群にわかれる。パーソナリティ障害は、さまざまなタイプがありますが、大きく三つのグループに分ける... -
【性格の悩み】パーソナリティ障害は治る?
パーソナリティ障害は治る? パーソナリティ障害は、今日では改善が可能な状態だと考えられています。年齢や社会的体験によっても、回復は左右されます。 パーソナリティ障害は、かつて、改善が困難と考えられた時期もあった。だが、今日、治療的な取り組... -
不登校
不登校こどもが学校に行かなくなったら 子どもが学校にいかくなくなることは、本人にとっても、周囲にとっても衝撃的な出来事である。ことに、これまで順調に過ごしてきた子の場合ほど、本人も周囲も、学校にいけないという事実から受ける驚きと困惑、嘆き... -
【発達の問題】ADHD
落ち着きのない子 ADHD 子供とは、大体元気で落ち着きのないものである。「今から、大人しくてどうするんだ」とか、「大人しい方が、心配だ」という一方で、やはり学校に行くようになっても、ちっとも机の前にじっとしていられなかったり、勉強に上の空だ... -
【発達の問題】ASD
視線を合わさない子 自閉性障害 『わが子ノア』は、自閉性障害をもつ息子ノアと父親の悪戦苦闘の日々をえがいたドキュメンタリーである。ノアは一歳頃まで一見普通に発達しているようだった。徐々に発達の遅れがみられ始める。首が座ったのは四ヶ月を過ぎ... -
【発達の問題】学習障害
頭は悪くないのに勉強が苦手な子 学習障害 勉強が苦手と一口で言っても、その中身はさまざまである。 ADHDがあったりすると、知能自体は高くても、集中や根気が続かず、結局、授業も上の空で、勉強も手に着かないので、成績は振るわないということに... -
【発達の問題】選択性緘黙(場面緘黙)
学校で口を利かない子 小学五年生のN君は、学校に来ても一言も口を開かない。三年生のときまでは、内気な傾向はあったが、ふつうに喋っていたという。四年生の途中から、急に喋らなくなった。ところが、母親の話によると、家では以前と同じように、よく喋...
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