人前でうまく話せないとか、コミュニケーションがうまくとれない、対人関係でうまく立ち回れない、話が聞き取れないなど、さまざまな実践的な課題では、カウンセリングだけでは十分なサポートになりません。実際に練習をしたり、ロールプレイをしたり、実践的な訓練を積むことも必要です。 当センターでは、ロールプレイやスピーチ・トレーニングを中心とするソーシャル・スキル・トレーニング、ワーキングメモリーや作業課題による認知的トレーニング、現状分析やプランニングを強化し、戦略的に行動できる力を高める訓練などを、その人の課題に応じて組合せ、行っています。カウンセラーに後押ししてもらい、一緒に取り組むことで、楽しみながら実践的スキルを高めていきます。 トレーニングにおいては、カウンセリングも行いますが、課題を突破するために勇気や意欲を高め、危険や失敗を防ぎつつ、行動の後押しをするために、コーチングの手法を併用することが多いと言えます。
トレーニングとコーチング
